眠れない夜
小さな羊が僕のふとんにやってきた
ふわふわとあたたかい体毛と
小さくやわらかい吐息
僕のかじかんだ手に羊は身を寄せる
きみは、知っているんだろうか?
きみのなにげない仕草で
僕が救われているということを
しずかな微笑みが
僕を満たしてくれていることを
おやすみのあいさつを目で交わすと
羊は僕と一緒にすぐに眠ってしまった
心臓のなる音がこちらまでしっかりと伝わってくる
まるで
僕が生きているということを
君が証明してくれているかのように
きみは、気づいているんだろうか?
世界の全てがここにあるということを
僕が君のことを
ずっと探していたということを
おやすみ。
小さな羊が僕のふとんにやってきた
ふわふわとあたたかい体毛と
小さくやわらかい吐息
僕のかじかんだ手に羊は身を寄せる
きみは、知っているんだろうか?
きみのなにげない仕草で
僕が救われているということを
しずかな微笑みが
僕を満たしてくれていることを
おやすみのあいさつを目で交わすと
羊は僕と一緒にすぐに眠ってしまった
心臓のなる音がこちらまでしっかりと伝わってくる
まるで
僕が生きているということを
君が証明してくれているかのように
きみは、気づいているんだろうか?
世界の全てがここにあるということを
僕が君のことを
ずっと探していたということを
おやすみ。
#
by tokyo.full-moon
| 2011-02-10 01:35
| 10
氷水の滴る音
眠い夜に きみの部屋のドアを叩いた
誰にも見せたこともない
誰にも伝えたことのない
きみの言葉が私は欲しいから
同じことが繰り返されるのは嫌
何度同じ布団で眠っても
きみと私は完全に混じり合うことなんてないんだから
同じ言葉は使わないで
私を同じ女性と思わないで
私を他の誰かと同じにしないで
眠る部屋に 正午を告げる鐘
どうか今日もいつもと変わらない
大切なあなたでいて
眠い夜に きみの部屋のドアを叩いた
誰にも見せたこともない
誰にも伝えたことのない
きみの言葉が私は欲しいから
同じことが繰り返されるのは嫌
何度同じ布団で眠っても
きみと私は完全に混じり合うことなんてないんだから
同じ言葉は使わないで
私を同じ女性と思わないで
私を他の誰かと同じにしないで
眠る部屋に 正午を告げる鐘
どうか今日もいつもと変わらない
大切なあなたでいて
#
by tokyo.full-moon
| 2010-12-27 00:11
| 10