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零れ詩 

harunoarashi

やがて消えゆく星空だから

風の歌を聴け



寒空の下
私は星屑を拾い
君の姿に身をゆだね
悲しい夜も明かしたね

理屈じゃどうにも私を納得させることはできないけど
君の自慢話につきあうのも悪くはない
やがて消えゆく星空だから
このまま眠ってしまうのも悪くはない


ただ、夜はいつものように明けるけど


待っているだけでは何も手に入らないから
人はいつもただ寂しいだけだから
騙しているんだかプライドが高いだけなのか
想うようにはなかなかいかないもんだね

冬空は君を想い
星屑は風に舞って消えた


そう、たしかに。
僕はここをひとりで歩いて行くんだったっけ。


朝と同時に春風に包まれる
何もないけど道がある


もうすぐ春になる
by tokyo.full-moon | 2010-03-31 11:32 | 10