零れ詩 

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眠れない夜
小さな羊が僕のふとんにやってきた

ふわふわとあたたかい体毛と
小さくやわらかい吐息

僕のかじかんだ手に羊は身を寄せる

きみは、知っているんだろうか?

きみのなにげない仕草で
僕が救われているということを

しずかな微笑みが
僕を満たしてくれていることを


おやすみのあいさつを目で交わすと
羊は僕と一緒にすぐに眠ってしまった


心臓のなる音がこちらまでしっかりと伝わってくる

まるで 

僕が生きているということを
君が証明してくれているかのように


きみは、気づいているんだろうか?

世界の全てがここにあるということを


僕が君のことを
ずっと探していたということを


おやすみ。
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by tokyo.full-moon | 2011-02-10 01:35 | 10