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零れ詩 

忘れていたこと


着信1件。


今から言うことは別に気にしないでいいんだけど・・・

それはちょっとしたことだった。
ちょっとした低俗に惑わされている私の生活を見抜いた、
ちょっとした注意だった。


なんのことだかわけわからないね。
とにかく彼は私の噂をどこかできいたらしい。
それがあまりよくない噂だったもので心配して電話してきてくれたわけなのだ。


電話の途中で彼の友達の名前をさけぶ。
彼の友達もまた真面目で心優しい。
サークルの帰りなのだ。サークルが終わってすぐなのだ。


だからといって低俗どろどろからぬけて「いま、会いにゆきます」に夢中な私の生活に
なにか新たな風をふかせることはなかったけれど


でも
うれしかった。

電話。



なんだか悲しかった。

私の体の中で 
小さな君が全身全霊で大泣きしていた。
# by tokyo.full-moon | 2004-11-15 22:35 | 04Winter Poem

「はじめてのキスみたい。」

今日は朝9時に渋谷待ち合わせ。
出身校の文化祭だったのです!

起きたら
9時40分!!
うは!!
ありえない!
やばい!
申し訳なさすぎた。

ついたらすでに部活の試合終わってるし!
あ ちなみに剣道部。

なんだかみんなひさしぶり。
剣道部メンバー+なかよしさん。
結構卒業生がいっぱいきてた。
でもなんかなー なんていうか
私の友達の1人は結構こう自分強いっていうか服装とかもかなり派手好みな子なんだが、
そのこにむかって結構意地悪する子とかいてさ、
もうくだらないなーとか思うんだけど
そういうことを卒業した今でもするとこがほんとだめだね。
まじくだらねー
思うね。まあわりとそのこ自信も誰に会いたくないとかそういうことは言ってるけど、
もう、
せめて卒業後くらい、さわやかにあいさつしてもいいんでないかな。
まあ勝手に平和主義の意見だけどさ。

その後はハチ公待ち合わせ。友達と映画なのであった。
「いま、会いにゆきます」ですよ。あれです。
なぜこれを観にいきたいと思ったかって言うともうそれは最近のどろどろなかんじに
なえてるとこえろ、妹が見せてくれたこの映画の広告みて即決したのです。
しかしまあこの彼と自分とはなんていうかこうつい低俗な話をしちゃうんですよね。
まあそれが恋愛価値観の混乱につながっているのも大変事実。
そんな二人でこの純愛物をみにいくというのも
なんだかちょっとアイロニックなかんじだなあ・・・・・ と思ってた。笑

しかしこの映画、予想以上にものすごいものすごいショックが大きかった。
泣いた 泣いた 
泣いてるのに終わらない
いや、やばいぞ・・・

純愛ものなのだ。
日常生活の幸せと、それが失われることからわかるそれの大切さ。
やってることはおんなじなのに、
本当に愛し合ってるもの同士でしか感じられない特別な感情。幸福感。
満たされているのだ。
そばにいるだけで。
違うんだ。
特別だから。
一緒にいるだけで
幸せなんだよ?


なくなくなく。
これはだいぶショックだ。
ふとみると彼も感無量になっている。

意外!!

ちょっとショックだった。
そんなに感激するとは思わなかった。

「これ、ほんと誘ってくれてありがとう。」

なんだかすごく嬉しかった。
私の中に何か一本筋が通ったように
彼の心の中にも何かが生まれたのだろうか。
はなはだフレッシュな気分の帰り道であった。

どろどろはきえたようにおもう。
すっかりあらい流されたように思う。

人はどうしても理屈だけで考えるとなんでもやってみなきゃわからないとか、経験が、とか
それも結局は理論で。
自分がなにをかんじたかを本当に理解できてたら間違うことはないんだ。
なにが正しいか、
それは心で感じて
心が知っている。
# by tokyo.full-moon | 2004-11-08 02:25 | 04Winter Poem

あたたかくて幸せ そこをもって幸せ

そこについたしみが
だんだんパンダのかたちに見えてくるなんて
ちょっとばかみたいかも

だってそれはしみだし しみだし・・・
きみはそんなことで動じたりしないはずなのに
体は心から熱かった

汚れた朝はお嫌いですか
僕はそんなことついぞ考えたことがありません
だって当然のことですから。

ことばが馬鹿になって君のあごをかするように
このからだはどんなに垂れてもかっこ悪くなんてないはずなんだ。

冷えたからだはぬくもりを求め
そうして摩擦におぼれていく
今日から自由
うつくしく新鮮な自由
君にもらった名前をあげよう
一度きりが永遠きり
生まれた幸せは永遠のしみ。
あたたかくやわらかい
永遠のしみ。

パンダ。
ぬりつぶしてこすり落とせ
君が大好きなパンダ。
# by tokyo.full-moon | 2004-11-03 01:37 | 04Winter Poem